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「紅麹」

 紅麹は中国古来より食物として、そして薬として親しまれてきた素材です。1976年、日本の学者によって紅麹にコレステロール降下作用を持つ「モナコリン-K」が発見されました。

 モナコリン-Kは別名「ロバスタチン」と呼ばれ、醤油やみそ、納豆などの発酵食品に含まれる天然スタチンの一種です。本物質は、コレステロールをつくる酵素を阻害し、コレステロールが増えるのを防ぐ働きを持ちます。さらに中性脂肪を減らす作用もあります。

 紅麹は、血清コレステロールが高めの方、運動不足の方などを対象とした商品加工が適しています。かつてはかまぼこ、羊羹などへ着色料として使用されることが主でしたが、今は健康志向食品として食パンや菓子パン、紅塩などに配合されることが多くなっています。

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